2002年に月刊誌で出た「しょうぼうじどうしゃのあかいねじ」(福音館書店)が、かがくのとも絵本として出版されました。
消防自動車の絵本といえば、勇ましく消火活動をする内容が殆んどですが、これはその消防自動車がどのように作られているのかを描いた絵本です。
ポンプを始め様々な部品やネジなど、プラモ作りが好きな子にはハマるかも。わたし自身が消防自動車が好きなので、主人公は女の子にしました。
細かい部品や工場の様子など、どこまで描けるかを楽しみながら作った絵本です。
「サンタさんからきたてがみ」がルーマニアで翻訳されました。
フランス、イギリス、スウェーデンなどでは出版されていますが、ルーマニアは初めてです。ルーマニアは行ったことがありません。
どんな国かしら…。私の知らない国の子どもたちが私の絵本を読んでくれる。考えたら不思議な気持ちになります。
「しばいぬチャイロのおはなし」がセットケースになりました。
「まよなかのサイクリング」「ガオガオきょうりゅうのよる」「ぷるぷるひやひやゼリーのプール」の3巻です。
ケースにはチャイロがいっぱいで可愛い!
新一年生にプレゼントしたら喜ばれそう。そろそろ4巻目のお話を書きますよー!
「しばいぬチャイロのおはなし・ぷるぷるひやひやゼリーのプール? 」
が
あかね書房より出版されました。
チャイロの新刊です!
暑い暑い夏の日。
プールから帰ってきたたっくんのおやつは冷たいゼリー。
そんなたっくんを「いいなあ」と見ているチャイロに
「ゼリーのプールで泳いでみない?」とシロが…。
チャイロのシリーズも3冊になりました。
「ぼくのなまえはミルクなの」
が岩崎書店 から発売されました。
「おたんじょうびもらったの」の続編です。主人公は1巻目と同じくミルクですが、今回はカラスのカァくんがミルクにいろいろアドバイスしてくれます。ミルクはお兄ちゃんになれるでしょうか?
「ねこちゃん」(こどものとも0.1.2の2月号)
が出版されました。
0.1.2は赤ちゃんが初めて出会う絵本。ねこちゃんの絵も本物らしく描きました。
最後のページではねこちゃんの絵をなでなでしてくださいね。
「しょうぼうじどうしゃのあかいねじ」と「なみだ」が中国版になりました。
「なみだ」は中国の子どもたちにも共感してもらえそうです。
でも、中国の消防自動車は見たことがないので、翻訳されることが興味深いですね。
「どちらもかがくのえほん」として出版されました。
『パパのはなよめさん』がポプラ社より出版されました。
大好きなお父さんが再婚する。
新しいお母さんに対する複雑な女の子の気持ちを描いたお話です。
パパのはなよめさんをどんな女の人に描くか、それが、このお話の重要なところだと思いました。
福島三春町のデコ屋敷を舞台にした「あっくんとデコやしき」(文・八百板洋子)が福音館書店から出版されました。
「デコやしき?」知らない人が多いですよね。実は私も知りませんでした。
和紙の張り子人形をデコと呼び、デコを作る工房をデコ屋敷と呼ぶのです。
三春のデコ人形は300年続く伝統工芸なのです。
そのデコ屋敷での不思議な出来事を通して、主人公のあっくんが成長していくお話です。ちょっとドキドキの場面もあるので面白いです。
お話のイメージを絵にするために、春の福島に何度か行きました。土地の人にお話を聞いたり、デコ屋敷で張り子の絵付けをしたり…。いつの間にか4年もかかってしまいました。
福島イコール震災とくくられるのではなく、福島の根っこのようなものをこの絵本に感じて頂けたら嬉しいです。
1990年に刊行された「ちびねこチョビ」が、
あかね書房創立70周年記念で「名作復刊」されました!
文は角野栄子さん。
いたずらっ子のちびねこチョビにふりまわされるお母さんのメメ。
「おかあさんって なんて たいへんなんでしょう」
メメは思います。
でも、そんなチョビもお母さんになって・・・。
角野さんの文はユーモアと優しさがいっぱい。
私も、ちょうど子育て真っ最中。チョビの絵を描くのが楽しかった。
今でも大好きな本です。
『あつい あつい』
2008年に月刊誌として出版された「あついあつい」が、新たに幼児絵本として出版されました。
今まで、ドイツ、イタリア、フランス、韓国、スペインなどの各国で出版されてきましたが、
やっと、日本でもハードカバーになりました。
それにしても、日本の夏は「あつい あつい」!
日かげを求めてヘトヘトになってしまったペンギンやアザラシ君たちが、冷たーい海に飛び込んでスカッとします。
最後のページでは、子どもたちといっしょに大きな声で
「すずしーい!」
と言ってくださいね!
発行・福音館書店
よる ぼくが えほんを みていると
「ピンポーン」
げんかんに あひるさんが うきわをもって たっていた
「いっしょに おふろに はいろう」
ぱんださん、わにさん・・・・つぎつぎやってくる動物たちと、歯みがきしたり 絵本をよんだり。
おふとんに入るまでの時間を楽しくすごします。
毎日こんな夜だったらいいのに。
それぞれの動物たちが持っているバッグやポシェットもかわいい!
「だれかがきたよ」(得田之久・文)は、2013年のこどものともで発行したものを
特製版でこどものとも社からです。
発行・福音館書店/販売・こどものとも社
新刊出ました!
得田之久さんとのコラボは二度目。
今回は愉快な愉快な「さかさことばの絵本」です。
「ぱんだがころんで、すもうにまけて・・・だんぱつしき」
「ネクタイがころんで あたまをぶつけても・・イタクネーっ」
ああ・・・くだらない・・。でもおもしろい!!
こんなの自分でも作れそう、と思った子どもたち。うんうん、作ってみて!
ことばあそびは頭の体操!
童心社からでーす。
福音館書店の月刊誌かがくのとも11月号、「なみだ」ができました。
なみだはどうしてながれるの?
なみだの成分のひみつって?
いくらながしても枯れることのないなみだには、
こどもの成長をたすけるはたらきもあるんだって。
だから、がまんしないで泣いていいんだよ・・・
そんな「なみだ」を主人公にした絵本です。
子どもたちはどう感じてくれるかなあ。
大月書店 著者/子どもの本・九条の会
61人の絵本作家がえがく、61通りの平和
日本を代表する絵本作家たちによる平和へのメッセージに、子どもたちに手わたしたい憲法の条文をそえて
「サイテーなあいつ」(花形みつる文・童話館出版)が重版になりました。元々は16年前に講談社から出た本ですが、4年前に童話館出版から装丁も少し変えて、「子どもの文学シリーズ」として刊行されました。なんと5刷りです! このお話の挿絵を描くために、登場人物のソメヤくんが乗った通りに、東京駅から鈍行で乗り換えながら、河津まで行ったことを思い出します。自分の目で見ないと納得して絵が描けないのですね・・・。性分とはいえ、仕事の効率が悪いなあ・・・。
大月書店
出版されました。
大月書店から5月20日に憲法の絵本が出版されました。
文は「憲法の伝道師」と言われる弁護士の伊藤真氏です。
タイトルは「あなたこそ たからもの」。
憲法の大事な根っこは「個人の尊重」。
憲法はむずかしくないよ。当り前のことが書いてあるだけ。
お母さんといっしょに読む絵本です。
Mako
福音館書店
出版されました。
あまんきみこさんが文を書いた「わたしのかさはそらのいろ」が福音館書店から出版されました。 今年度の国語の教科書にも掲載されています。
大好きな青い傘をさして歩いていると、動物や鳥たちが「いれて、いれて」と入ってきて・・・ 何年か前に月刊誌で出したものですが、ハードカバーは嬉しいです。
最近は水彩で描くことが多くて、またこのようにパステルで描いてみようかな。
Mako